アマゾンプライムビデオなどで見た番組の感想と記録用です。

 

■◇怪奇蒐集者 怪談葬庫2 呪物人形 田中俊行
【年】 2022 【時間】61分 【点数】星3
【お話】
少し間を取ったような思い出しながら語っているよう語りをする。話はとても珍しく呪物についての自身の体験を中心に語るために思い出しながら語っているのかもしれない。話の多くが体験談で呪物といった珍しい物の話のためにどうにも胡散臭い話ではあるが怪談とはこんなものだろうと思って聞くといいかもしれない。

■◇ 怪奇蒐集者 牛抱せん夏(Amazonprime Video)
【年】 2017
【時間】56分
【お話】「電報」「ドライブライン」「化け猫門番」「女子更衣室」「雪国」

怪談の語りとしてはかなり上手い、女優としての経験のおかげなのか座った状態での体で表現をすることで語りを聞いている人の頭の中に映像を作りやすくしている。お話は人の好みなのでそれは聞いて判断してください。
ただ、語りが遅すぎるので怖さと話が頭の中から抜けていく。

 

■◇怪奇蒐集者 牛抱せん夏2(Amazonprime Video)
【年】 2019
【時間】84分
【お話】「じゃない」「式神」「桜の樹」「」「」
式神はかなり面白く、語りとしても面白く情景が浮かんでくるのでとても聞きやすく、最後には式神の写真もでてくるが明るい写真で式神に襲われている彼女には夜と感じていたが実は昼間の出来事であるという体験者だけが怖い世界にいたという強風を教えられる。じゃないでは擬音表現が多用されその場の恐怖をうまく表現されている。

 

■◇ 真集 呪いの動画伝説 都市伝説語り 16話 覚醒 其の壱
【年】 2021
【時間】1時間53分
【お話】
刑務所についてかたるアイドルの話が都市伝説ではなく実際にニュースになったり話題として取り上げられた話なのでこれは都市伝説化とは疑問には思うが、面白い話ではある。都市伝説とはしょせんは伝説であり、多くが人の脳みそで都合のいい情報をつまみつなぎ合わせたものなので真に受けてはいけないが、5Gとコロナの話を使って都市伝説をする男がいる。

こいつのような面白い話だからと都合のいい情報をつまみつぎはぎにして語るからたちが悪い。ほとんどいないがまれにこのような話を真に受けて5Gが始めって頭のおかしな意見を言っていた人はどうだろう、今では違う都市伝説や陰謀論に移ってしまった。5G広がっても何も世間は変わらないしマイクロチップが5Gと相性が悪く人が操られるというバカな話を信じる人もかなり減ってしまった。
知識もなく情報をつまんだだけなので数値としての情報もなくただ面白おかしく話すのは過去のことか、社会に影響のないことにしてほしいものだ。

 

■◇ 怪奇蒐集者 城谷歩怪談控 巻ノ四 犬鳴
【年】 2020
【時間】1時間10分
【お話】
古典演芸のような少しゆっくりと怪談を語る。見ていると語りながらも細かい仕草で分かりやすく伝えている。怖さよりもわかりやすさが優先されているようでわかりやすくて面白い。ただからが画角がほぼバストアップになっているため手ぶりで行われている細かい仕草が見えず、引きになるライトが邪魔な位置で光っていてまぶしくて演出のろうそくの意味もなくなっている。
語る人の問題というよりもセッティングした演出が悪い。

 

■◇怪奇蒐集者(コレクター) 響洋平(DJ響) 
【年】 2018
【時間】73分
【点数】4点
【お話】「」
人から聞いた話を淡々と少し早めのペースで語る。語っている内容も面白いがそれ以上に語り部として自身の体験ではなく人から聞いた話を淡々と語るからこその怖さが言葉の端々にでている。テンポが少し早めなので話をかみ砕いているうちに次へ次へと流れていくために意識が集中され引き込まれていく。
人から聞いた話をさも自分の経験のように語らないために出てくる怪談の良さがある。

 

■◇ 怪奇蒐集者 正木信太郎
【年】 2020
【時間】57分
語りがうまく、その登場人物の会話を演じるので話の流れがわかりやすく、表情もあまり瞬きがなく、身振り手振りがなく、まるで近くで会談を語ってもらっているような雰囲気を感じる。

 

■◇ 怪奇蒐集者 ぱんち
【年】 2021
【時間】56分
基本は声はそれほど強くはないのでその場で聞いていれば体をグイと前にもっていって話を聞くかもしれないが、映像として見るとどうしてもそれほどでも無く感じてしまう。話の内容がどうにもリアリティのレベルがそれほど高く感じないのは素人の聞いた話をそのまま喋っているからかもしれない。


怪奇蒐集者 贄ノ 若本衣織
【年】 2022
【時間】70分
【点数】星3

声もはっきりとしていた聴きやすく内容も明瞭といった感じの語りをする。なんとなく聞いていても話の内容だけで細部まではっきりとイメージできるような骨組みがしっかりとした怪談をする。いい点でもあるが同時にしっかりしすぎて想像力が入り込む余地が少なくどこか怪談としての盛り上がりが欠けてしまっている。
車座になって聞くような話ではなくホラー小説などにするような作りこみがあるので自分としてはそれほどで好みでもない。


怪奇収集者 神沼三平太
【年】 2020
【時間】70分
【点数】星2

少しゆっくりとした語りくちで怪談を語る人で、話が進むごとに違和感が減っていくが、すこしテンポ遅いことと話をつなぐときの言葉がどうも多いためか話に引き込まれにく。話の内容だけ見れば悪くはなく、面白いとは思うので残念に思う。

 

怪奇収集者 濱幸成 
【年】 2020
【時間】66分
【点数】星3

わかりやすい語り口で怪談を語る。自身の体験の怪談から入り、知り合いから聞いた怪談へと広がっていくが自身の体験だったかのようには語らず、他の人から聞いたという少しのあいまいさを残した喋りをするのでそこに聞いている人の想像する隙間が生まれる。必要以上に言葉を飾らないので聞きやすい語り。

 

怪奇収集者 新島怪談 うえまつそう
【年】 2022
【時間】52分
【点数】星3

聞ききやすくわかりやすい語りをする。話の内容も答えの出ない不可解な話からある程度わかりやすいものと幅広く語る。最近は答えのない話を嫌う人が増えているので最後に謎が残された怪談で納得しない人も多数いるかもしれない。