NHKの新日本風土記『道物語』、サバやウナギ、信仰に太陽の光といった日本のさまざまな道を北から南へ特集されている。
【放送日】2019年3月22日 

道という生活に密着していながらも当たり前になっているためにその大切さを忘れるかもしれないが、北海道の国道40号線のようになければ多くの人が生活基盤から、今や歴史の中に埋もれてしまった美味しい鯖を食べたい欲望のあと、生活の道でありながらも観光地にもなった道とさまざまな視点から見ることができる道の見方を楽しめる。

さまざまな道に根付く生活、もはや忘れかけた歴史の道、その道に訪れる旅人の気持ちに注目しつつも見ている人もその道に行きたくなる番組となってた。


北海道の稚内の雪が積もる道、「国道40号線」
この真冬で道で地元の牧場を走って回る2日1度、250kmもの距離を走る人や40号線の付近に住む牧場で生活する人から40号線の歴史と今の生活、どちらも雪の厳しさが見ててくる。

「思い出の鯖街道」
福井県の若狭湾でとれる鯖を京都まで運ぶまでの道、鯖街道きっての宿場町として福井県若狭町熊川、街道稼ぎと呼ばれる鯖を運ぶ人たちのなかには女性も、その稼ぎで店を始めて尾中一枝さんの目線から語られる鯖街道。

「熊野古道」
三重の伊勢路にある馬越峠、徳川頼宣の時代に敷かれた石畳は人々が歩きやすいように作られた、伊勢から熊野速玉大社への道。

「首都高」
大型バスの天井がない車両で東京の首都高を走る景色を楽しむ人、都心環状線を夜明けまで車を走らせる人。生活のためだけではなく楽しんだり、落ち着いたりする景色が見える道。

「しまなみ海道」
いまや自転車の聖地となった道、世界中から人々がサイクリングのしにくる聖地。

「宮地嶽神社で見える光の道」
JALのCMで嵐が出演した宮地嶽神社の階段から見える沈む夕日の光が石畳に反射して真っ直ぐの道を輝かせる。場所は福岡県福津市で2月10月の時期に見える光景。