『街角の法律相談所』では普段とは違いかなりの取材拒否がされたようで最初に取材をしていた場所から移動してほかの法律相談所でも取材をしていたりとほんとうに相談所に来る人はぎりぎりになっている人の多さを映像からも感じさせられる。『島へ山へ走る図書館』の移動図書館がかなり利用されている事実や、『百貨店 化粧品フロアの女たち』の百貨店の厳しい状況でも売れ行きを伸ばしている化粧品フロア、なぜ化粧品フロアが1Fにあるかとか72時間という長い時間の視点にちょっとした疑問の答えがある。

  • 『街角の法律相談所』
  • 「春の日本海 ホタルイカを待ちながら」
  • 「長崎 お盆はド派手に花火屋で」
  • 『島へ山へ 走る図書館』
  • 『百貨店 化粧品フロアの女たち』

ドキュメント72時間 『街角の法律相談所』

【放送日】 2018年5月5日

東京新宿にある法律相談所に駆込んで切るトラブルを抱えた人たちを眺める72時間
普段はほとんど番組でモザイクが入らないが今回はほぼすべての人がモザイクが入っているのが印象的。
ここに来る人の切実さが垣間見える。
約30分で5000円ほどのようだが同時に弁護士がサラリーマンのように働いていることが世の中の切実さを感じさせられる。
あまりに取材拒否をされるためにほかの相談所にも取材を言っているのがその厳しさが見えてくる。

ドキュメント72時間 「春の日本海 ホタルイカを待ちながら」

【放送日】 2018年5月25日

春の富山の港町で浜に産卵を終えたホタルイカが大量に集まる。この時期に全国からホタルイカを捕まえようとやってくる。そんな3日のドキュメントなのだけどあいにくの天気で実際にやってきてホタルイカが輝いている映像はほぼない。
代わりに集まった人の頭のライトの光が蛍以上に輝いているのがどちらが蛍なのかをとツッコミを入れてしまった。

ほたるかミュージアムがあるらしい。

ドキュメント72時間 『島へ山へ 走る図書館』

【放送日】 2018年5月18日

松山市内を走る移動図書館の3日間、2800冊もの本を載せ島や過疎地域、スーパーの駐車場と様々なところへ移動する。
あたりまえなのだけどお客さんが来なくてもそこに一定の時間いて移動するし、載せる本もその時期や地域に合わせて載せ替えている。子供が長期の休みなら児童書を増やしたりと見えないところに工夫がされている。

本を読まなくなった人や、毎週来ては本を借りていく人、子供のために感想図書の本を借りに来る人、久しぶりに会った同級生が待ち合わせをしたりと確かにドラマがある。

3日間で2397冊が借りられたというのがびっくりする。
子供のころに住んでいた地域に移動図書館が回ってきたけど記憶の中ではそれほどでは人が借りていなかった気がするのだけど・・・

ドキュメント72時間 『百貨店 化粧品フロアの女たち』

【放送日】 2018年6月23日

名古屋 栄にある百貨店

大手百貨店の1階フロアの女性の化粧品フロアを72時間

若い人から、88歳の女性まで女性の考えは綺麗になりたいという考えに年齢は関係ないということだけはわかった。

お店の人に聞く人もいれば若い人は動画やレビューをチェックしながら商品お探すと人がいることとそれ以上に親子や姉妹で来る人が結構多い

男にはわからんが、凄いのは本当に化粧だけで目大きさが違って見えるのが凄い。

百貨店は低迷しているが化粧品フロアは右肩上がりとのこと

この百貨店の美容部門だけで350名もいることにびっくりした。

土曜日の1階フロアの女性の数のすさまじさとその勢いがすごく、女性に年齢は関係ないことだけがこの番組で改めて再確認した。

百貨店の開店前に入ったカメラスタッフに対してしっかりとした挨拶があるのが百貨店らしい。

番組中のだっさらして独立した女性が言っていた
『化粧は戦闘服』というのはすっと納得してしまった。

ドキュメント72時間 「長崎 お盆はド派手に花火屋で」

【放送日】 2018年8月17日

長崎の風習として亡くなった人を花火で弔うという風習があるらしい。

流れを考えると中国の音で邪気を払うという風習の影響なのはわかるのだけど、江戸時代からの文化として中国の影響が色濃く出たことはわかるのでこの花火の扱いの変遷を調べてみたら面白いかもしれない。あとは香り付き花火があることを始めてしまった。
人気は爆竹なのが中国と同じなことと使う人は10万単位で使用していくのがどれだけ根付いているかが見えてくる。
3日のうちには40万円分とか300箱の爆竹とか買っていくのが怖い。

花火以上に精霊船を当たり前に亡くなった人のために出しているのが港町の文化であり、派手好きなと皆さんが笑顔で楽しそうだ。

おまけ
長崎は初盆だと提灯を掲げるらしい。
お盆は爆竹の音のあまりのうるさいので耳栓がうれている。

ドキュメント72時間 『さよなら!私の愛した百貨店』

【放送日】 2018年9月22日

名古屋で愛された老舗の百貨店”丸栄”が75年の営業を持って歴史の幕を下ろす。閉店までの72時間を追う。

常連の視点からは寂しさがあるようで、
常連だからこそ、店員との太いつながりがあることが分かる。

昔はモノレールが屋上を通っていたという話があるのを見ていると本当に昔の百貨店はすごい。
昔は象を屋上で飼育していたところもあったので本当にそういった時代は面白かったんじゃないかなとおもってしまう。

店員も3日に全力を尽くしたいという言っている営業部の人たちの4名のうち3名は転職中という状況はこの不景気となんだかんだで会社が終わるまでは全力で仕事をしてしまう人達なのだろうなと思わせる。

ホテルの社員としてつぶれる最後まで仕事をしたことがるのでついつい共感してしまうが、この後がほんとに大変な思いをするので早期退職ができるならしたほうがいいだろと思ってしまうのは私に経験がるからこそなのかもしれない。

75年という長い年月が多くのファンを生んでお店よりも先に亡くなった人たちがいること、その家族がその方の遺骨を細かくしたものを持って訪ねているのを見ると本当に悲しいことだと思う。

番組の構成として社員とお客さんを双方向で編集しているのが良かったのと多くのお客さんが最後にくるのではなく、前から定期的に来ていればつぶれることがなかったのにという気持ちもわいてくる。