切子は今と昔では光の見せ方がかなり違う。手でガラスを削るのとグラインダーで削るのでは削られた箇所の鋭角がまるで違うために光の入り方がまるで違う。
そういった時代の変化で少しづつ変わってきた切子が気づけば様変わりしていたことに驚きを隠せない。
黒色の切子はありそうでなかった切子や切子として加工されたガラスを使って料理に驚きを与える使い方を見ているとガラス職人だけではなくそれを使う人との情報交換によって面白い切子が生まれている。
内容
一、切り口に輝く職人技
3㎝にも満たないような人形のためのガラスの器にも切子を施す職人芸
二、色ガラスに命を吹き込む
切子の革命
黒色の切子、黒というガラスにはあり得ない配色を使った切子が生まれた。
切子は中からクラインダーを入れることを確認するのだが黒色だと確認して刃を入れることができないので職人も困ってしまう。そのためにのぞき窓になる横の切れ込みを入れて確認するという方法がとられている。
三.使うほど気づく
神戸市で切子を愛する料理人
植村良輔さんは切子にあった見栄えの料理を作る。