2007年9月30日に放送された。日本テレビの何となく、ためになる科学バラエティ所さんの目がテン! 第901話 「デジタルカメラの科学」の内容の記録

◆内容

・フィルムカメラとデジタルカメラとの写真の違い
・デジタルカメラの画素とはなに?
・デジタルカメラで動く被写体を撮るための方法とは
・フィルムとデジタルの違いとは
・花火と人物を取るための方法

◆フィルムカメラとデジタルカメラとの写真の違い

フイルムカメラの写真ができるには、箱に小さな穴が開いているのをイメージしてください。その小さな穴から通して入ってくる外の風景の光が箱の中の壁に映し出されます。その壁に映し出された風景を銀で化学反応させることでフィルムに写すことができるんです。

ではデジカメでは?

デジカメはレンズから入ってきた映像をデータに変換してメモリーカードの記録する。

◆デジタルカメラの画素とはなに?

デジタルカメラは撮影するとレンズから入ってきた映像をデータに変換する。データに変換するのがCCDという箇所で正式名称は電荷結合素子、CCDを拡大して見ると『青・緑・赤』というマスが1つずつ並んでします。

青に1マス
緑に1マス
赤に1マス

この1マスを画素となります。

500万画素となると青・緑・赤というマスが500万個あるということです。

◆デジタルカメラで動く被写体を撮るための方法とは

デジタルカメラで動く被写体を撮影すると、どうしても取ろうと思った瞬間より1秒未満ですがずれが生じます。

ではどうすればいよいか?

解決するにはシャッターを半押しすることで、先に動く被写体にピントを合わせて置くことで綺麗にとることができる。

◆フィルムとデジタルの違いとは

フィルムはピントが1つの物体に合わせられることで立体感がでる。
デジタルカメラは、奥の物体までピントが合うため平面的な写真になる。

◆打ち上げ花火と人物を取るための方法

ストロボを焚いて写真をとると、被写体は綺麗にとれるけれども打ち上げ花火は暗くなってしまいます。
逆にストロボを止めて撮影すると、被写体は暗くなり明るい花火は綺麗にとれる。

両方綺麗にとるには、花火と被写体を取るときには、カメラのモードでスローシンクロというモードに切り替えて撮影すると、花火と被写体の両方を綺麗にとることができるが、撮影時間が長くなるので、カメラがブレにようにしないといけない。

デジタルカメラは殆どの人が説明書を見なくても簡単に使うことができます。そのためか分厚い説明書はほとんどの人が見ません。

実際の話、しっかり読み込んでも使いこなせません。一番良い方法は自分でカメラを持って実践してみることが簡単に覚えることができます。

ぜひデジタルカメラを持って休みの日に試してみるのが良いでしょう。