『世界の船旅』は、同じ「クルーズ」でもジャンルがまるで違うのが面白い。

パナマ運河のような“地理そのものが見どころ”の回もあれば、フランスの川をゆっくり下るリバークルーズ、北欧フィヨルドの絶景、地中海の史跡巡り、貨物も運ぶ貨客船の島旅、さらにはディズニーの海上テーマパークまで出てくる。

今回は、見た回の内容をメモしつつ、「船の個性」と「航路の面白さ」で感想をまとめます。

  • パナマ運河と南米の聖地(ペルー・エクアドル・パナマ)
  • 優雅に楽しむ フランス・リバークルーズの旅
  • 国王の船で巡る ノルウェー魅惑のフィヨルドクルーズ
  • 地中海 悠久の史跡クルーズ(ギリシャ、イタリア)
  • 地球最後の秘境!マルケサス諸島クルーズ
  • 夢と魔法の世界を巡る カリブ海ディズニー・クルーズ

世界の船旅「パナマ運河と南米の聖地(ペルー・エクアドル・パナマ)」

ラグジュアリー客船クリスタル・シンフォニーで、
リマ ⇒ グアヤキル ⇒ パナマ運河通航 ⇒ コロン
を巡る船旅。

この回の主役は、やっぱりパナマ運河
「船で運河を抜ける」というだけで、旅のテンションが一段上がる。

【価格メモ】
ペントハウス・スイート:1,265,550~(2名1室利用時1名分)/18泊
シーブリーズ・ペントハウス:940,000~(2名1室利用時1名分)/18泊
※ワールドクルーズの1区間

【船】クリスタル・シンフォニー
全長238m/全幅30.2m/総トン数51,044トン/定員848名/乗員566名

価格の数字だけ見ると一瞬ひるむけど、18泊という日数を考えると「旅の密度が違う」タイプ。
短期旅行の延長じゃなくて、生活そのものが旅になる感じ。


世界の船旅「優雅に楽しむ フランス・リバークルーズの旅」

リバークルーズ船アマデウス・プロヴァンスで、ローヌ川・ソーヌ川沿岸の世界遺産やワインを楽しむ回。
最初の寄港地はブルゴーニュ地方のマコネ。

航路メモ:
リヨン ⇒ マコネ ⇒ シャトーヌフ・デュ・パプ ⇒ アルル

個人的に刺さったのは、川旅ならではの「船の仕掛け」
橋の下を通るとき、船体が高い場合はブリッジ(操舵室)が船の中に沈む。
そして水門(ロック)の細い隙間を抜けて高低差を越えるのが、地味だけど“イベント”になっている。

【船】アマデウス・プロヴァンス
全長110m/全幅11.4m/総トン数1,300トン/定員140名/乗員40名

海の豪華客船と違って、これは「町に近い旅」。
派手さはないのに、見終わると不思議と“余韻”が残るタイプ。


世界の船旅「国王の船で巡る ノルウェー魅惑のフィヨルドクルーズ」

国王にちなんで命名され、オランダ王妃が名付けた客船MSコーニングスダムで北欧へ。
フィヨルドの景色と、アール・ヌーヴォー様式の街並みを楽しむ構成。

航路メモ:
アムステルダム ⇒ アウフィヨルド ⇒ オーレスン ⇒ ガイランゲル ⇒ ベルゲン

この回は、「景色で殴ってくる」系。
水と岩と空のスケールが大きすぎて、説明が少なくても勝ててしまう。


世界の船旅「地中海 悠久の史跡クルーズ ~ギリシャ、イタリア~」

大型客船MSCスプレンディダで、地中海の古い町並みと歴史を巡る旅。
特に印象的なのが、バレッタの小さな港に全長333m級の船が入ってくる場面。映像だけで圧巻。

航路メモ:
ジェノバ ⇒ ロードス島 ⇒ マルタ島(バレッタ) ⇒ シチリア

【船】MSCスプレンディダ
全長333m/全幅37.92m/巡航23.2ノット/総トン数137,936トン/定員3,274名/乗員1,325名

地中海は「海+遺跡+街」が同時に来るのが強い。
一か所の観光じゃなく、寄港ごとに“世界観”が切り替わるのが楽しい。


世界の船旅「地球最後の秘境!マルケサス諸島クルーズ」

貨客船アラヌイ5で行くマルケサス諸島。
客船と貨物船が合体したような船で、船首にクレーンが付いているのが特徴。島々に生活物資も運ぶ。

「荷物のついでに客も運ぶ」みたいな雑さを想像していたけど、実際は逆。
バーもあるし、毎日のアクティビティもあって、“旅”として成立しているのが面白い。

航路メモ:
パペーテ ⇒ ファカラバ島 ⇒ ヒバオア島 ⇒ ウアボウ島 ⇒ ウアフカ島

【船】貨客船アラヌイ5
全長124m/全幅22m/巡航15ノット/総トン数11,468トン/乗員103名

島の景色は、常夏らしく“生活がゆるくなる”感じがある。
ここで数日過ごすと、たぶん時間の進み方が変わる。


世界の船旅「夢と魔法の世界を巡る カリブ海ディズニー・クルーズ」

ディズニーが送る海のテーマパーク、客船ディズニー・ドリームでカリブ海へ。
船内にはミッキーが隠れていたり、最先端技術を使った宝探しがあったり、家族連れが“船そのもの”を目的に乗りに来るのが分かる。

「乗員が思ったより少ない?」と気になる点はあるけれど、
アクティビティの密度は高く、どの世代でも飽きない設計に見える。

そして意外と、価格が“現実に触る”。
ディズニーのプライベートアイランドに行けるのも含めて、これは普通に面白そう。

【寄港地】
ポートカナベラル ⇒ ナッソー ⇒ キャスタウェイ・ケイ

【価格メモ】
デラックス・オーシャンビューステートルームwithベランダ:US$680~(4泊5日/2名1室1名分)
ウォルト・ディズニー・ステートルーム:US$3500~(4泊5日/2名1室1名分)

【船】ディズニー・ドリーム
全長340m/全幅38m/巡航22ノット/総トン数130,000トン/定員4,000名/乗員1,458名

豪華さというより、「船の中で完結する幸福」の作り方がうまい。
海に浮かぶテーマパーク、という言葉がいちばんしっくりくる回だった。