戦後から世の中様々な変化をしていく中で何となく聞いたことがある曲、その曲を時代の流れに合わせてみていくとなぜこんな曲が生まれたのかが少しだけ分かった気になってくる。

何も知らなくてもいい曲だとは思うのだけれども、その曲が生まれる時代背景を知るとさらに面白さを増すのはどの分野でも同じ

1つの歌番組ではここまで流さないだろうというぐらい次々に曲が流れるがその曲を見てると女性が同幸せを求めるのかや愛のカタチの変遷を感じさせられる。

【タイトル】武田鉄矢の昭和は輝いていた
【サブタイトル】女たちの昭和歌謡
【放送日】 2018年8月10日

本日のお客様

・吉永みち子
・大月みやこ『女の港』が大ヒット
・伊東ゆかり
スパーク三人娘で『小指の思い出』が大ヒット

女性たちの昭和史

■昭和20年(1945) 終戦
■昭和21年 39名の女性国会議員が当選した。
警視庁が63名の女性警察官を採用した。

昭和22年
菊池章子の『星の流れに』がヒットした。
もともとはこんな女に誰がしたというタイトルだったがGHQに変えさせられた。歌の歌詞はパンパンの歌

出だしの”星の流れに身を占って”は流れ星が南に流れると日本に帰れる、北に流れると帰れないという話があるので男性にもある反戦の歌とも考えられる。

昭和 25年
■戦後初のミスコンテスト「ミス日本」が開催され当時18歳の山本富士子が選ばれた。

昭和 30年
大津美子『ここに幸あり』がヒットする。

■ビジネスガールが多く生まれたがある程度、年齢になると肩たたかれて結婚していく時代だった。

■昭和 30年代
公衆電話が増えていき、恋愛のツールとして使われるようになった。

昭和34年 松山恵子『お別れ公衆電話』が大ヒット

松尾和子『再開』

■昭和42年 ツイッギーが来日、彼女のミニスカートが流行る。

■ 昭和45年 ウーマンリブ運動が全国に広がる。

■ 昭和47年 勤労婦人福祉法が施行される。

昭和 40年に西田佐知子の『女の意地』

昭和42年 伊東ゆかり『小指の思い出』

■ ポップス歌謡が少しずつ人気が出た。

昭和 47年 小柳ルミ子の『瀬戸の花嫁』
宮史郎とぴんからトリオ『女のみち』が大ヒット
殿さまキング『なみだの操』

昭和 44年に藤圭子『新宿の女』

■ 昭和 44年 東大安田講堂事件

昭和 48年 南こうせつとかぐや姫『神田川』

昭和 49年 みちよ 『二人でお酒を』

昭和 50年 都はるみ『北の宿から』

昭和 54年 小林幸子 『おもいで酒』

昭和 58年 大月みやこ『女の港』

■ 昭和 61年 男女雇用機会均等法が施行

昭和 60年 テレサ・テン『愛人』がヒット

昭和 61年(1986) 石川さゆり『天城越え』

昭和 62年 島倉千代子『人生いろいろ』