何となくためになる日本テレビの『所さんの目がテン!』速読についての内容です。

最近の本を読まない人が増えたといわれる、若者に聞き取り調査をした結果!!1ヶ月に1冊どころか学校でてから本を読んでいない人がいるほど本を読まなくなったという結果になった。

【内容】
・普段、本を読まない人が携帯で読むのと本で読むことの違いはあるのか?
・普通に本を読む人と速読で本を読む人の違い
・本を読み聞かせることの効果

普段、本を読まない人が携帯で読むのと普通に本で読むことの違いはあるのか?

本では本を読まずに携帯で読む3人の若者に約40ページの本を読ませるという実験を行う。

・読む本はホームズのボヘミアの醜聞(約40ページ)
・3人ともホームズを知らない
・3人の若者が携帯と実際の本の両方で読んで貰ってその掛った時間を図る。

結果、3人が読むのにかかった時間の平均は

携帯で読むと3人の平均が1時間
実際の本で読むと平均が50分

携帯よりも本で読むほうが普通の本は読みやすいので普段使いっていて慣れている携帯で読むほうが時間がかかってしまう結果となった。この結果になった理由は書籍は携帯に合わせた改行や行間の調整がされていないので読みづらくなる。

携帯で本を読むと画面に表示される文字が少ないために前の文章が分からなくなると前に戻ることを繰り返すためにどうしても遅くなる。普通の本なら1ページにある程度書かれているのでページを行ったり来たりしなくてすむために前に戻ってすぐに戻れることも大きな要因。

普通に本を読む人と速読で本を読む人の違い

普通に本を読む人と速読で本を読む人で同じ本を読んで比べると

普通の人:1時間30分
速読の人:30分

1時間以上の時間の差があることが分かる。内容をしっかりと理解できているかを確認として本の内容を質問すると2人ともしっかりと答えることができた。

速読の人と普通の人との違いは

視点の動きを調べてみると

普通の人が本を読むと文章を読んでいる途中で、少し前の文章に視点が戻るようなことが繰り返しながら一行一行を目で追いかける読み方をする。

速読の人の読み方は5行ぐらいをまとめて見る。文章をブロックとしてある程度まとめて見ることで速く読むことができる。

速読ができる人は普通の人よりも視野が大きく認識している。
100人分の顔写真が貼ってある中から所さんの顔を探すという実験を行うと普通の人は8秒、速読の人は3秒で見つけた。

普通の人が速読をするための視野を広げるトレーニングを行うと早い人なら1週間もあれば多少の効果でてくる。

普通の人と速読の人の違いは、普通の人は文章を音に変換して読んでおり、速読の人は文章を映像として捉えて見ている。普通の人は本を読むと音として認識しているが、速読は絵として認識しているという違いがある。

速読の弱点は文章を文字として認識しておらず塊として認識しているために本の内容に対して感情移入することができない。本の意味は分かるが内容に感情が動かないために情動を伴う記憶はできない。

そのため速読ができる人は、そういった本を読むときは速読をせずに読むように使い分けることで本を読んでいる。。

番組内の実験として速読の人と普通の人が感動する本を読むという実験が行われて、速読の人との間に壁を作り、読み終わったから壁を取り外すと速読ができる人以外のはボロボロと涙を流している為に速読できる人が驚いていた。

同じ本を読んだのに感情の違いが出たのを見るとそれだけ速読は感情が動かないことが分かる。

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本を読み聞かせることの効果

本を声に出して読み聞かせることに意味はあるのか?

幼児に読み聞かせと、本を黙読してもらい、絵本の中で一番盛り上がったところの絵を描いてもらう実験をする。

読み聞かせの幼児は絵本の一番盛り上がった内容を正確に描いた。
自分で読んだ幼児は絵本にない内容を描いていた。

このような結果になった理由として、幼児は本を読んだ時のイメージを頭に描くことがうまくできないが、読み聞かせを行うことで読む人が内容を強弱をつけ読むことでイメージがしやすく話に幼児が集中しやすいので正しく絵を描くことができた。

成長するにしたがって、ある程度成長してくるとイメージをする力を持つために自分で読んでも本の内容を正しく理解できるようになる。

読み聞かせを音声合成ソフトで試して幼児に絵を描いてもらうとあまり結果が芳しくない。理由として読み聞かせの強弱がないと子供の集中力を集めることができないためにあまり効果がない。

大切なことは子供の集中力を引き寄せることが大切

読み聞かせではないが黙読よりも音読のほうが、本の内容が頭に入ってくる。それは黙読は目からしか情報が入ってこないが音読は目と耳から情報が入ってくるので記憶に残る。