第25回FNSドキュメンタリー大賞 めざせ100万人の村~秋田を変える”よそ者力”~秋田テレビの作品で秋田にある小さな町に移住してきた丑田俊輔さんの挑戦によって若い人の集まる空間を作ることよって新しい産業や流れが生まれていくドキュメンタリ-

丑田俊輔さんが東京から縁もゆかりもない秋田へ移住し、秋田での生活の中で地域の活性や教育などを通して秋田の五城目町にあった地方創生を考え若い人たちが挑戦していくことをドキュメンタリーとして作られている。

丑田俊輔さんが秋田に移住してからの2年間の内容になっているその中で秋田の五城目町とはどんな町なのかという問いを手探りをしながらも稲や木苺の栽培や子供と親との交流と教育につながるイベントをやるなど多くの挑戦していく。

この番組の中で、中心的な話題はシェアビレッジである。少し前から若者を中心に広がっているシェアという考え方、これを古民家の維持として会員(村人)をインターネットでつのり”年貢”という会費をあつめることで古民家を再生しそこで村人たちとイベントを行うことで人の流れを作っている。

実際に、地域に密着した企業家や移住してくる人により、人口減少にある秋田で人口増加をしている。過去にキリスト教の教皇にお米を食べてもらいそこからお米のブランド力を武器に人口を増加させた羽咋市を思いおこす。まぁ、実際は神子原米が世に出るまでにも多くの取組みを行いメディアに取り上げられるために挑戦をされており、まさに試行錯誤だったようであるが、丑田俊輔さんもドキュメンタリーとして取り上げられている内容以外にも多くのことを行っていると思います。

その多くの挑戦により、日本中の若者の目に触れることができそれが人を呼び込む力になったことは事実です。今やどの市町村でもイベントや移住の呼び込みを行っていますが、芳しくないそうです。私の地元でも同じようなことをおこなっていますが、そのイベントなどは若い人を呼びようなイベントではないように感じられます。

ただ、どこもかしこもがやっている方法では、間違いなく人は集まらないことは明白です。しかし、全国にアピールしている村や町の中で人を集めている地域というものが確実にあり、それはその村や町がどんなところなのかをしっかりと理解してそのことをアピールして若い人を集めています。

若い人の人口が減る中で確実に魅力をアピールすることに成功した地域だけが活性化をしており、どことも同じことをやっている地域が確実に人口減少をしていいるこの流れを変える1つのやり方をドキュメンタリーの中でしっかりと提示されており、人が集まるのはそこで働きたい、その地域に住むことはワクワクするといったことが人の流れをつくり、新たな産業や行政の動きが生まれることを教えてくれます。

こういった番組をもっと多くの地方活性化に取り組み人たちに見てほしいと思うのですがどうでしょうか。