関ジャニが音楽を学ぶ番組。バラエティ寄りの内容に編集されているが内容はかなり細かいことに触れていたり、ほかの音楽番組では軽く流されてしまうような踏み込んだことにまでゲストを呼んで聞いていたりする。

【放送日】2018年2月25日

『きっと好きになる!音楽食わず嫌い~クラシック編~』

難しいイメージのクラシックが愛され続けるにはワケがある4名の音楽家にクラッシクの世界を開設してもらう。

内容は
1.クラシックの初歩
2.指揮者のナゾ
3.音楽教室のアレ
4.超一流演奏のヒミツ

1.クラシックの初歩
クラシックとは再現の音楽である。昔作られた音楽をそのまま再現することがクラシック
たとえ、原曲よりも良くなる改変でもダメ

音楽が作られた時代の楽器の能力以上のことはダメなので昔の楽器のように強弱のない音になる。音楽が作られた歴史背景を理解して演奏する必要がある。

楽しみ方は「いかに昔の音楽を再現しているかを楽しむ」

2.指揮者のナゾ

カズレーザーが指揮者を体験してそのあとに上野正博さんの指揮を見てあまりがある。重要なのはまず演奏の開始のタイミングを合わせるかが重要で、そのあとはリズム作り、強弱を指示して、新たに入ってくる楽器のタイミングを指示して、音量の強弱を調整する。

3.音楽教室のアレ

音楽室の肖像画の違いは何かを学ぶ。
バッハ(1685-1750)  綱吉ごろ
モーツァルト(1756-1791) 解体新書の刊行
ベートベン(1770-1827) 天明の飢饉
ショパン(1810-1849) 大塩平八郎の乱

日本では江戸時代の間の作曲家たち

彼らは誰のために音楽を作っていたのかを知ると面白くなる。

バッハ(1685-1750)
音楽の父といわれ、神様のための曲を作っていた
音楽の神秘的な局長で低音を長く続ける曲、教会の中をイメージできるような音楽

「G線上のアリア」のような曲が現代の「クリスマス・イブ」に影響を与えているのを演奏で聞いてたのしむ。

モーツァルト(1756-1791)
貴族のために曲を作っていた
「トルコ行進曲」や「アイネクライネナハトムジーク」

曲の特徴は華やかでアップテンポ

ベートベン(1770-1827)

キャッチフレーズとして 椎名林檎的 破壊者
民衆のための曲で特徴はなんでもありである。フランス革命が影響している。
楽器が増えたことがわかる

楽譜が読める人はベートーベンの運命の楽譜を見ると1拍の休符を入れているのがすごい。

ショパン(1810-1849)

自分のための曲を作っていた。曲の特徴はロマンティック
愛・恋・景色が美しいということで「ロマン派」と呼ばれている。

音楽が最初、跳躍した後はゆっくりとなり、大胆に展開する。
これはJ-POPにも共通する。

4.超一流演奏のヒミツ

楽器の演奏技術をしればもっと面白くなる。

マリンバをうまく演奏するには「遠鳴り」と「三次元の演奏」

遠鳴りとは、音板をどう震わせるかが大切
三次元は左右の手で音量の強弱をつけることで違いを出す。

最後は関ジャニとアーティストゲストでベートーベンの「運命」「第九 よろこびの歌」を演奏して終わる。

【アーティストゲスト】
清塚信也(ピアニスト)
NAOTO(バイオリニスト)
上野正博(指揮者)
三村奈々恵(マリンバ奏者)

【トークゲスト】
カズレーザー
藤田ニコル