【ストーリー】
粒子加速器の実験中にトラブルが発生して主人公は人類が滅びかけている世界へと飛ばされる。その世界で自分がこの世界に来た理由を探し始める。

【タイトル】ダーク・グラビティ
【監督】ジェフリー・ランドー
【脚本】フィリップ・J・ロス、ジェフリー・スコット・ランドー
【公開】2013年
【時間】1時間28分
【ジャンル】SF
【国】カナダ


【点数】2点

5 娯楽としても素晴らしくなにか残るものがある。
4 娯楽としてよく出来ているのでもう一度見たい
3 良くも悪くも普通ながらも人に勧めることはできる。
2 微妙な作品、探せばどこか良いところがある。
1 時間の無駄

【感想(多少のネタバレあり)】


不自然なカメラ視点の多い映画である。普通にカメラを回してブレないシーンがほとんどなのだが、精神科医のシーンではなぜか無駄に画面がブレており、てっきり主人公の心へ不安を演出しているのかお思いきやスマホで自分の娘の映像を見て本来の世界がこの世界でないことを確信して精神科医を自分の考えを伝えるシーンまでずっとブレている。

シナリオもどうしても見ていると頭が悪いシーンや無駄なカットが多く、それは必要?と思う場面が多々ある。

小物なども不自然なものが多い、粒子加速器が目の前にある部屋なのに周りの壁が石がむき出しになっている部屋にパソコンが設置されているのはどうしてもオカシイとしか思えないし滅びかけた街がトルネードでビルが崩壊するCGがあるが主人公が歩いている街はそれほど背の高いビルはないし無駄に不自然である。

街は酷いありさまだが、少し離れたところは普通に自然があるシーンはありは、街の俯瞰映像ではそこら中で街が燃えているのに意味が分からない前に納得のできない世界が描かれている。

作品は全体的にB級感が満載のCGとセットに満たされておりB級作品が好きな人以外は見ると時間の無駄をしていると思っていい。


【ストーリー後半(ネタバレ)】

元の世界で使用していたスマホを見つけた夜に拉致される。そこには粒子加速器の資金を提供したレオがおり、実験の失敗の理由と主人公をなぜ追いかけていたかを語りだす。
レオの目的は世界を改変して粒子加速器で未来を見ることで投資でお金を稼ぐためであり、主人公に力を貸せと言ってくるが主人公は拒絶しこの世界の妻に会いに行く。
そして妻とのこの世界では死んでいる娘のことを語りあい、本来の娘が生きている世界へと戻すためにレオの粒子加速器にウィルスを仕込み、滅びかけた世界を本来の世界へと戻す。