青森の北海道側の半島の文化を紹介している、そこでのまつりの大きさと山車は今も良い文化が残っているのが楽しそうだ。祭りが思った以上に若い人たちで運営されているためか編集の力か三車別れのばめんなどは熱量すら映像から伝わってくるのがみていてきもちいい。橋の上でおこなわれる2車別れも空気感がいい。

8月20日の本妻ではなく、その前の祭とりあげるのも祭りの映像でここまで素晴らしい物を作れるのはさすがNHK

長崎でもある盆に墓地で花火を上げる文化が青森の先端でも同じようにあるのが面白い。きっと開拓のときに長崎のほうから人が流れてきたのかもしれない。

見ていると、恐山であったり海での坂上田村麻呂とこちらの地域の女の悲恋から生まれたと言い伝えられている神事、そして夏の大きな祭りと全体的に信仰をメインとした編集がなされている。

戦争時代に作られかけていた路線の跡も取り上げられているがそれでも最後に残る印象は間違いなく、祭りの3車別れで互いにもと来た道を戻りながら、相手側の見たまま後ろ歩きをしながら先導たちが提灯を振りながら離れていくのは物悲しさとその祭りを見てみたいという気持ちが湧き上がってくる。