アルゼンチン製の映画でハリウッドでのリメイクも決定しているほどの人気が出た作品。


【ストーリー】
ブエノスアイレスの男が住むの住宅で起こる怪奇現象がおきるようになる。それからすぐにその周辺の家々にも現象は広がり、目に見えない何かが家に中に隠れるている気配がする中で、住宅のある家の前で交通事故で子供が死んでしまう。その次の日には死んだ子供が家に帰ってきて、目には見えない化け物におびえて寝ることも出来ない人は、怪奇現象の専門家3名と刑事が協力をして謎の解明をしようとするが。

【タイトル】テリファイド (原題:Aterrorizados)
【監督】デミアン・ラグナ
【公開】2017年 
【時間】87分
【国】アルゼンチン


【点数】 3点

5 娯楽としても素晴らしくなにか残るものがある。
4 娯楽としてよく出来ているのでもう一度見たい
3 良くも悪くも普通ながらも人に勧めることはできる。
2 微妙な作品、探せばどこか良いところがある。
1 時間の無駄

【感想】

ホラーとして出てくる1つ1つの恐怖は珍しくはない。CGであったり演出も微妙に古さを感じさせながらも俳優の演技が外人だからか上手に見える。風呂場で人が飛んで壁にぶつかり続けたり、時間軸が一気に移動することで見ている人に軽い混乱をおこさせるために現状の理解が出来なくなるために分からないことの恐怖が生まれる。

作中の視点も変わっていくために時間軸や状況の混乱を起こさせていることがこの作品の一番の恐怖を生んでいる要因だと思える。ホラーとしての古典的な演出をいくつも組み合わせることで巧く作品が出来ていて、

作中に出くる多くの怪奇現象が解明されないが、隙間から現れる化け物という存在によって怪奇現象を証明しようとしている3人の老人と刑事の男が謎の現象が起きた家で夜に調査するが、原因究明もできないうちに専門家は死ぬ。体型がよいわりに怖がりの刑事だけが生き残り恐怖をあじわうことになるというのはホラーのお約束なのかもしれない。

総括としてホラーしては古典的な気がするが、アメリカでリメイクの話があるのはアメリカ人が答えの無いホラーの経験がないのでリメイクしようとかんがえているんじゃないかなとおもう。