登場人物の紹介
エリン | 次男の彼女 |
クリスピアン | 一家の次男 |
ポール | 一家の父 |
オーブリー | 一家の母 |
ドレイク | 一家の長男 |
ケリー | 長男の妻 |
フィリックス | 一家の三男 |
ジー | 三男の彼女 |
エイミー | 一家の長女 |
タリク | 長女の彼氏 |
ヒツジ | 覆面の襲撃犯 |
トラ | 覆面の襲撃犯 |
キツネ | 覆面の襲撃犯 |
ストーリー
ポールが定年して そのポールの結婚35周年の記念を祝うために子供たちが彼女と彼氏を連れて別荘に10人が集まる。
そんな彼らは家族としての交流を交わしながら晩餐会を始めると外からボーガンが射ち込まれる。
突然のことに皆がパニックになりながら自分の好き勝手に発言して喧嘩を始めてしまう。
そんなことをしている中で次の犠牲者へと次々と殺されていく。
その中でエリンは襲撃者に反撃をしていく。
ざっくりと、話の序盤のから中盤までをまとめてみました。
この作品はストーリーとしてはかなり単純で深いメッセージなどはほぼ皆無で スプラッター映画としてのただただ人が殺される恐怖と主人公であるエリンが反撃にでて相手を倒していくドキドキ感を味わっていればよい。
作中に出てくるキャラクターたちにはしっかりと個性が出されているがすぐに殺されるキャラクターについてはかなり適当に処理されている感がある。
主人公であるエリンは特殊な過去があるために家族の中にとけこもうとしているが襲撃犯の一人を殺してからは少しずつ冷静になり 狩られる側から狩る側に変わっていく。
次男のクリスピアンはドレイクをバカにされるのが気に食わないがそこに強く反抗する勇気のない男としての演出されている。
長男のドレイクは兄弟の見下しており何でもかんでも兄弟より自分が上でなければ気がすまないことをうかがわせる発言を繰り返す。
三男のフィリックスとその彼女のジーについてはフィリックスはプライドは強いが度胸がなく神経質な男としてのイメージを感じさせる。
ジーについては、残念ながら特に必要なかったのではと感じてしまった。
多少の役割はあったが、他のキャラクターでも十分だったではという印象を与えるいてもいなくてもどちらでもよいキャラクター
もちろん、私が映画を見てのイメージなので自分は全然違う印象を感じたという
人もいるのが当たり前だと思います。
デザイン
映画を見ていると気になるのが襲撃犯がつけている仮面である。
この仮面『羊』『トラ』『キツネ』らしいのだがこの仮面とくに意味がないためにする必要があったのか悩むところである。
スプラッター映画の犯人が変わった仮面をつけていると印象に残るのはたしかなのでフェイスマスクをつけているよりは見ている側としのイメージが作られる。
しかし、かなり変わった仮面を使うならそれに作中で意味を持たせてもよかったのではないかと感じてしまう。
デザインであまり印象をうけなかったが作中に何度か建物全体が映し出されるシーンがあるが建物にところどころあまり強くない建物からの明かりが建物が孤島のように周りと切り離されているイメージを与えている。
撮影
スプラッターやホラーなどはアクションとは違い人の気持ちの変化やクローズアップしている人の恐怖などを感じさせることが出来る。
・・・たぶん
と、サプライズでは屋敷でのシーン多く用いられているのが映像が微妙に上下左右に揺れているシーンがある。
キャラクターたちの恐怖を感じていることからの演出かとも思えるが襲撃犯が覗き見している視点とも思わせるようなシーンがあるため両方の意図あるのかもしれない。
しかし、この手法が無駄に多用しており
そのために、何のための演出なのかが分かりづらくなっている。
この監督がすきなのか登場人物の肩から相手をなめるように
撮影されていることが多く、相手側の変化を見えるようしている。
音楽
作中で気になる音楽は出だしの隣の家がかけている音楽です。
この音楽、エンディングでも似たような曲が流れるが作中で4回ほど流れて印象に残っているためにエンディングの曲も違和感がなくむしろすんなりと受け入れることが出来る。
BGMとしてはあまり気づきづらいが長男の妻であるケリーは隣家に逃げ込み殺されようとしているとき軽快な音楽の中で船の汽笛のような低い音が入っておりこれから殺される者を送り出す音のように聞こえる。
ところどころにBGMが入っているが映画を集中して見ていれば違和感を感じさせることがなく素直にその場の雰囲気を盛り上げてくれる。
見た感想
特に何も考えずにスプラッター作品としてみることが出来る
第一の殺人が起きるまではギスギスした人間関係を楽しみ
エリンが襲撃犯を殺すまでは、謎の襲撃犯から少しずつ家族が
殺されていく恐怖、犯人は何人いるのか、どこから出てくるのか
そういった恐怖をたのしみ。
後半からはエリンが襲撃犯が狩られる側からエリンたちと同じ
狩られる側なりただひたすらに登場人物が殺されていく。
隣の家の人も家族も襲撃犯もとりあえず
スプラッター映画として出てくる登場人物は次々に殺していく
襲撃犯が人を殺す理由はたいしたことはありません。
ただただ、人が殺されていく
手を変え品を変えて深い謎などは一切なく
スプラッターとしての大切なことを押させています。